いつも俺は言われるがまま、されるがまま。
だが、次第に俺はそれにすら快楽を覚えはじめた。
そうして俺達は貧るように互いを求めあい、溺れていった。
ある夜も…
ユキは俺の着ているものを身ぐるみ剥がし、全身をくまなく舐めはじめた。
ぴちゃっ…ぴちゃっ…
わざと大きな音をたて、時々俺を見つめニヤリと笑う。
ビクンッ…ビクンッ…
時折震える俺に「秋也はホント敏感だね。そんなトコも好きだよ…」
そう囁き、カプッと耳を甘噛みする。
「秋也ぁ、ボクの名前呼んでよ?」
小刻みに指と舌を動かしながらユキが言う。
「んっ…ユ、キ…」
「もっと呼んで?」
「あ…ユキ…ユキっ…あっ、ユキ!」
「もっと早く!」
動きを早めながらユキが怒鳴る。
「んぁっユキ!ユキ!あっあっユキ!ユキ!あんっ、ユ…あ、あ、ぁ……」
「やだなぁ。ホント秋也ってば敏感っ」
少しおどけて笑いながらユキは言った。
「次は、わかってるよね?秋也がやるんだよ?
ほら、秋也のせいでこんなになっちゃったんだから。責任取ってよ?」
「はぁ、はぁ…、お前、ホントに鬼だな…」
「ん?」
キラキラした瞳で見つめるユキ。
奴はやっぱり天使ではなく悪魔だった…。
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